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録音ファイル(cu8)を再生する

SDR の代わりに、録音済みの cu8 ファイルを入力に選べます。再生した内容は、SDR で受信したときと同じ処理を通ってメイン画面に流れます。メイン画面の「● IQ 録音」で作った cu8 も、そのまま再生できます(IQ の録音)。

ファイルを指定する​

設定画面の無線機カードで、次のどちらかを行います。

  • 「デバイス」で「cu8 ファイルを再生…」を選び、「選択…」からファイルを指定する
  • ファイルを無線機カードへドロップする

SDR をつないでいない状態で「+ 無線機を追加」を押すと、デバイスが「cu8 ファイルを再生…」になったカードが増えます。

中心周波数と窓幅を録音に合わせる​

cu8 ファイルには、中心周波数とサンプルレートが記録されていません。そのため、無線機カードの「中心周波数 [MHz]」と「窓幅」を、録音したときの値に合わせます。「窓幅」で選べるのは、256 ksps、1.024 Msps、1.536 Msps、2.048 Msps です。

アプリの IQ 録音で作った cu8 は、ファイル名に中心周波数とサンプルレートが入っています。たとえば 2026-10-26_090215_受信1_399243750_1024000.cu8 は、中心周波数 399.243750 MHz、窓幅 1.024 Msps です。同名の .json にも同じ値が入っています。

録音がプリセットと同じ中心周波数(399.243750 MHz)なら、プリセットを選ぶと中心周波数と監視するチャンネルが入ります。中心周波数が違う録音(たとえば 399.300000 MHz で録った t102_voice_short.cu8)では、プリセットを選んだあと「中心周波数 [MHz]」を 399.3 に直します。プリセットの選択は外れません。

再生を始める​

「確定して開始 →」を押すと再生が始まります。再生は、録音したときと同じ速さで進みます。

再生を操作する​

cu8 を再生している無線機には、メイン画面の無線機の欄に操作の列が出ます。

  • 「一時停止」「再生」のボタンで、再生を止めたり続けたりします。
  • シークバーを動かして離すと、その位置から読み直します。位置と全長は「分:秒」で出ます。
  • 速度は「0.5×」「1×」「2×」「4×」「最速」から選びます。
  • 列の右端に、再生している位置の時刻が出ます。録音した時刻が分かるファイルでは録音した時刻を、分からないファイルでは先頭からの経過を出します。

「最速」は、実時間に合わせずに読める限りの速さで流します。最速でも受信データを取りこぼすことはなく、キューの割合が上がるだけです。

シークした位置の前後の数秒は読めません。復号が新しい位置に追いつくまでのあいだです。

ファイルの終わりに着くと、再生は止まります。ボタンが「先頭から再生」に変わり、押すとファイルの先頭から読み直します。

記録の場所と時刻​

再生した内容の記録(JSONL と WAV)は、出力先の直下ではなく <出力先>/replay/ に入ります。録音した日に受信したときの記録と、同じファイルに二重に書かないためです。録音した時刻が分からない cu8 も、同じく replay/ に入ります。

<出力先>/replay/2026-10-26_T102_399.13125.frames.jsonl
<出力先>/replay/2026-10-26_T102_399.13125.events.jsonl
<出力先>/replay/2026-10-26_T102_399.13125_voice_090215_c20002-d11.wav

メイン画面の「● IQ 録音」で作った cu8 は、同名の .json に録音を始めた時刻(started_utc)が入っています。この時刻があれば、記録の ts、営業日のファイル名、WAV の名前は、再生した時刻ではなく録音した時刻になります。シークしたときも、再生している位置に合わせた時刻で記録します。時刻が分からない cu8 では、これらは再生した時刻になります。

再生で書いた記録は、メイン画面の「過去ログ」「通話の履歴」で「(再生)」付きの別の候補として出ます。「統計」のグラフには使いません。