困ったとき
起動と導入
macOS で初回起動が止められる
.dmg をブラウザーで取ってきた場合は、初回起動が Gatekeeper に止められます。配布版が Apple の署名と公証をしていないためです。
アプリを右クリックして「開く」を選ぶか、システム設定 → プライバシーとセキュリティで「このまま開く」を押してください。それでも開けない場合は、次のコマンドで隔離属性を外します。
xattr -dr com.apple.quarantine "/Applications/Highway Radio Receiver.app"
ターミナルのコマンドで入れた場合は、この確認画面を経由しません。手順は macOS に入れるにあります。
Linux で使いたい
Linux では、ブラウザーから操作するヘッドレス版を使えます(glibc 2.28 以降)。配布状況と導入手順は Linux(ヘッドレス版)にあります。
自分用のプリセットが一覧に出ない
自分用のプリセットに誤りがあると、そのファイルだけが外れ、ファイル名と理由が表示されます。標準とほかの自分用は使えます。書式はプリセットにあります。
デバイス
Windows で SDR を使えない
インストーラーは USB ドライバを入れません。Zadig で、使う各デバイスに WinUSB ドライバを当ててください。手順は Windows に入れるにあります。
つないだ SDR が「デバイス」に出てこない
設定画面の「デバイス再検出」を押すと、デバイスの一覧を読み直します。
「同じシリアルの個体が複数あります」と出る
シリアル番号が同じ SDR を 2 台つないでいます。アプリはシリアル番号でデバイスを選ぶため、この状態では 2 台を別々に指定できません。
無線機がエラーになった
メイン画面の「無線機」欄に、エラーの理由が出ます。「再接続」を押すと、デバイスを開き直します。
受信と表示
チャンネルがグレーで選べない
そのチャンネルが受信窓の外にあります。受信窓は、無線機カードの中心周波数と窓幅で決まります。プリセットを選ぶと、そのプリセットのチャンネルに合う中心周波数が入ります。
T102 の波の受信率が上がらない
T102 の波は、通話が無いあいだも空きの枠を送り続けます。受信できていれば、枠は流れ続けます。枠が届かないときや受信率が低いときは、チャンネル一覧の「信号」を見て、アンテナ、ゲイン、ppm を合わせてください。ゲインと周波数補正は最初の設定にあります。
T61 の制御波の受信率が「—」のまま
T61 の制御波は、信号の大きさだけを見ます。枠は復号せず、行も出さないので、受信率は「—」のままで、活動も点きません。
「キュー」が黄や赤になる
「キュー」は、復号待ちの受信データがたまっている割合です。高いままのときは、復号が実時間に追いついていません。
キューが 50% 以上で黄、80% 以上で赤になります。キューがあふれると「落ち」が増えます。捨てた受信データは、復号も記録もされません。
全部の波を監視すると、復号の負荷が大きくなります。追いつかないときは、チャンネル一覧の行をクリックして、使わない波を外してください。
色の意味はメイン画面の見方にあります。
通話の値や制御メッセージが伏せ字になる
ライセンスが未認証です。未認証の間は、通話の開始・終了の行でコールサイン名と発信者・宛先の番号だけが出て、秘話の有無や通話時間などのほかの値と、制御メッセージの中身は伏せ字になります。生フレームの 16 進も * になります。ライセンスを認証すると、伏せ字が外れます。認証の前に受信した行は、認証した後も *** の値が残り、detail に「認証前に受信した行のため伏せ字」と出ます(通話の行も制御メッセージの行も)。すべての値が出るのは、認証した後に受信した行だけです。
音声
通話が聞こえない
次の点を確かめてください。
- ライセンスが未認証ではないか。未認証の間は再生できず、ツールバーの音声の操作も押せません。ライセンスを認証してください。
- 秘話の掛かった通話ではないか。一部の通話は秘話が掛かっており、鍵が分からない通話は聞き取れません。そうした通話は、通話の行の秘話の表示に「未知」と付きます(例「秘話 鍵5 未知」)。鍵番号を受けられなかった通話は「秘話 鍵不明」と出ます。
- 音声の出力デバイスが合っているか。設定画面の「音声の出力」で、鳴らすデバイスを選べます(Linux では選べず、OS の既定のデバイスから鳴ります)。選んだデバイスが見つからないときは OS の既定のデバイスから鳴らし、設定画面にその旨を出します。デバイスをつなぎ直したら、「もう一度つなぐ」を押すか、アプリを起動し直してください。
- ツールバーが「🔇」になっていないか。押すと全体のミュートを解除します。
- 通話中の波のチップが取り消し線になっていないか。その波だけミュートしています。チップを押すと解除します。
- 聞きたい T102 の波を監視しているか。チャンネル一覧で、その波の行が監視中になっているかを確かめます。
ツールバーに「音声なし」と出ているときは、音声が届いている波がありません。
T61 の音声が出ない
T61 の音声は出せません。仕様です。T61 の音声は EL-CELP という方式で、本ソフトウェアは EL-CELP の音声を復号しないためです。T61 の波は、同期した枠を記録します。枠には、後で音にし直せるよう、音声のビット(EL-CELP の 137 bit)を残します。
音声が遅れて聞こえる
再生は受信から 3〜5 秒遅れます。
記録
JSONL が書き出されない
メイン画面のツールバーの「記録」が「OFF」になっているときは、次の 2 点を確かめてください。
- ライセンスが未認証ではないか。未認証の間は JSONL を記録しません。
- 設定画面の「出力」欄で、「生フレーム JSONL」「通話 JSONL」「音声を WAV に録音する」のチェックがすべて外れていないか。
「記録」が「ON」でも、チェックを外した種類は書き出しません。
WAV が作られない
- ライセンスが未認証ではないか。未認証の間は録音しません。
- 設定画面の「出力」欄で、「音声を WAV に録音する」のチェックが外れていないか。
- T102 の波を監視しているか。WAV は、T102 の通話の音声が届いたときに通話ごとに作ります。T61 の波は録音しません。
0 時を過ぎてもファイル名の日付が変わらない
ファイル名の日付は、ローカル時刻を日付の境界時刻で区切った営業日です。既定では 3 時に日付が変わります。境界は、設定画面の「出力」欄の「日付の境界時刻」で変えられます。
ライセンス
認証していたのに未認証に戻った
認証に期限はないので、時間がたっただけで未認証に戻ることはありません。未認証に戻るのは、起動時の確認で、この PC の登録が外れているか、ライセンスが無効になっていると分かったときです。理由は設定画面の「ライセンス」欄に出ます。
この PC の登録が外れていた場合は、「ライセンス」欄にライセンスキーを入れ直し、「認証」を押してください。詳しくは認証が続く期間にあります。
別の PC で使いたい
いま使っている PC で、設定画面の「このPCの認証を解除…」から認証を解除します。解除すると、同じライセンスを別の PC で認証できるようになります。手順は別の PC へ移すにあります。
更新
更新に失敗した
バナーに失敗の理由が出ます。受信は止まったままになるので、「再試行」でやり直すか、メイン画面の「▶ 開始」で受信を再開してください。
更新の案内を閉じてしまった
設定画面の下端にある「更新を確認」を押すと、もう一度案内が出ます。
解決しないとき
不具合を報告したい、要望を送りたい
販売ページの問い合わせ窓口で受け付けています。不具合なら、使っている OS と版、SDR の機種、起きたことと手順を書いてください。